2008年6月アーカイブ

先日、飲茶に行ってきました。

丸ビルの『福臨門 魚翅海鮮酒家』です。


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お茶は、もちろんぽーれい茶。

しかし、ただのぽーれいであるはずがなく。

遠年大葉ぽーれい 1575円でございます。

もし、いっしょに行った人間が別なお茶を頼んだ場合、さらに1575円プラス。

つまり、お茶だけでも3000円が飛んでいくわけです。

さすが香港の名門。

では、いってみましょう。


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揚げワンタンの甘酢かけ 1155円。

はしでつまむより手づかみの方が食べやすかった一品。


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カニ卵のせシュウマイ 1050円。


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海老入りチーズタルト 1155円。

小さいながらも濃厚な味わい。


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飲茶の王道、叉焼飽 1155円。


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エッグタルト 1050円。

愛らしいけど、香港の福臨門でもエッグタルトはこの一口サイズなんでしょうか。

もうちょっと大きめをかじりたかったなー。

さすが香港発のお店だけあって、ポットのふたをずらしておくと、すぐお湯を注ぎ足してくれます。

一銘柄1575円の茶葉もまた、何杯でもおいしく飲めるものでした。

眺めもいいし、浮世離れした時間がゆったりと流れていく。

お茶飲みには天国のような場所といえましょう。

でも値段がね……。

サービス料(10%)ありだし。

お金持ちにあこがれるのはこんなときです。


 福臨門魚翅海鮮酒家 丸ビル店 03ー3283ー2002

           昼11時ー16時 
                             夜17時ー23時(日・祝日は22時まで)

           無休



映画『俺たちフィギュアスケーター』をみました。


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2007年日本公開作品。

米フィギュアスケート、男子シングルス。
頂点をめざして火花を散らす二人のスター選手がいた。

温室育ちのガラスの美少年ジミー。

掃きだめから成り上がったセクシー野郎チャズ。

何から何まで正反対な彼らの仲は険悪。
同着一位となった表彰台でキレた結果、ともに永久追放に。

どん底のしょぼい日々を送る二人のもとに、あるとき、思わぬアイディアがやってくる。

シングルがだめならペアがある!

男同士でペアを組め!

こうして誕生した前代未聞の男子ペア。
二人が挑むのは禁断の必殺技「アイアンロータス」。
それは世界中で誰も成功した者がいない幻の技であり難易度∞。
果たして二人は返り咲けるのか。

今、氷上が危険に燃え上がる!

本作で思い出すのは、おすぎのバカ笑いです。
ちょうど『ニュース23』の映画コーナーに出ていたときで、この予告編が流れたとたん、びんびんに(死語)反応してました。
もう本気で好きなんだなと誰もが納得してしまう熱狂ぶり。
あれは、別におぼえておかなくてもいいことですが、忘れられません。

おすぎの理性をもぶっとばした本作。
男子ペアフィギュアのシーンは確かにただものじゃなかったです!

BGMの選曲がまたこにくらしい。

もうこれ以外のことはどうでもいい! 

と思わせてしまう、とにかく男子ペアを見たい向きにはおすすめです。

しかしおそらく、脚本家としては、単なるお笑いではなく、子供の頃のトラウマがその後の人生にどう影響していくのか、さまざまなエピソードを通して語りたかったのだろうと思います。

特典映像に収録された未使用シーンを見ると、本編だけではわかりにくかった部分の補足がけっこうあったので、オリジナルはかなり長尺だったことがうかがえます。

93分にまとめるのはかなりきつかったはず。
あちらを立てればこちらが立たずのエピソードの取捨選択に。

編集で苦労したろうな。

物語をつくるときによくばってはいけないということをまたしても学んでしまった本作。

ああ、なんだか、ひとごととは思えない。

って、すいません、ぼやき入りました。

さて主演の一人、ジョン・ヘダーといえば『バス男』。

主人公の激ダサ男を演じた彼が、本作ではどんな美少年ぶりを見せてくれるのかと期待していたら、やっぱりゆるくて、ついでに本編だけじゃなく、特典映像のインタビューでもゆるかったという。

あのゆるさは演技だと思っていたのにちがったようです。

ハリウッドにあんなタイプがいるなんて意外です。

しかしそれこそが俳優層の厚みなのでしょう。

あ、特典映像といえば、多いに不満があるのです。

字幕がね、ないんですよ。

これで英語の勉強しろってか?

信じられません!

最近、そういう手抜きDVDが多いとは聞いていましたが、いざ自分がそれにあたると猛烈に腹が立つ。

ちゃんとやってくれないかい角川エンタテインメント。

特に本作は、裏側を知ってこそおもしろみが増す作品なのだから。



前世療法

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セバスチャン・フィツェック『前世療法』を読みました。


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赤根洋子訳。

柏書房発行。

2008年初版。

ある雨の夕方。
さびれた工場跡地で弁護士シュテルン(主人公)は奇妙な依頼人と引き合わされる。
つい先日、十歳になったばかりの少年で、あろうことか、前世で人を殺した記憶があるという。
あっけにとられるシュテルンに少年は死体のありかを教える。
確かに、死体はその場所に存在していた。
以降、少年の示す場所からは次々と新たな死体が発見されていく。
不思議なことに、それらはいずれも行方不明となった性犯罪者たちなのだった。

果たして少年の語る「前世」とは……?

ドイツ、ベルリンを舞台にした物語で、導入部から一気に読まされてしまいます。

が。

スティーブン・キングやディーン・R・クーンツ(『ファントム』は平日うっかり読みはじめると危険)と同じに考えてはいけません。

以降、白紙の状態で本書を読みたい人はパスしてください。

……。

何がすごいって、小児性愛者を描いた部分です。

あまりにリアルでぶっとびます。

その筋ならではの隠語(「快適」の意味!)、実際の売買の告知の仕方、定休日のレストラン等、読んでしまった後は、もうもどれません。

スーパーの個人広告板なんか見つけた日には、思わず一番下をめくってしまいそうです!

いやはや。

ロリコン市場も掘れば深いのかもしれませんが、小児性愛市場はもっと広範囲で深い沼、というか底なしなのではとの認識を新たにしますよ。

この部分だけでも本書を読む価値があります。

それ以外の部分にはまあ、目をつぶるということで。

序盤から中盤にかけては謎が謎を呼んでスリリングなんですが、終盤にくると失速するというか、雑に落とされていくというか。

かんじんの謎が解けたとき、

「そうだったのかあ!」

と、感動を得られた読み手は少なかったはず。

ちょっともったいない仕上がりでした。

著者は現役のテレビ・ラジオ局ディレクターであり、放送作家。

小説家としてのデビューは2006年。
本書が最新で三作めにあたります。
しかし今年、2008年秋、本国ドイツではもう次作が出るとか。

二年間で長編四作(書き下ろしです)!

二足のわらじでこの実績とは。
ハリウッド向きなんじゃないでしょうか。

今のところ、映画化の話はドイツ国内にとどまっているそうですが、ハリウッドでスター俳優で映画化はそう遠い話じゃないと思います。

それにしてもおそろしきは小児性愛者。
この世に理解を超えたものがあるならまちがいなくその一つ。

レクター博士なら彼らとどんな対話をするのだろうと、ふと思います。



先日よりアルバイトはじめました。


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新しい職場ではお昼ご飯が外食の人、お弁当をもってくる人(多いです)、買ってくる人等、いろいろですが、わたしはここしばらくカップラーメンです。

そんな人生どうよって思わないでもないですが、ね。
今のところ、楽しいです。

ただ、ハズレも多いので、食べるのはだいたい昔から好きだった味。

そんな定番も定番なりに進化を遂げているもので、


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とか。


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とか。

実際の採用までに、どれほどの開発者側の苦労があったことか。

不便を便利に変える工夫、すごいです。
行き過ぎはこわいけど。

どこの被災地かは忘れましたが(すいません)、おにぎりやお弁当より人気だったのがカップ麺だと聞きました。
みんな冷めたものよりあったかいものがほしかったんですねえ。

確かにお湯さえあれば、それが実現できちゃうんだから、カップ麺は偉大です。

どんな状況でどんな人が何を思いながら食べるのか。

今日もまた。


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どうでもいいんですが、初めからお昼はカップ麺と決めていたわけではなくて、お弁当を買うつもりでコンビニに行ったのです。

しかしそこは思わぬ戦場。
正午も10分を過ぎると、まず売れ残りっぽいものしか残っていないのです!

試しに残っているお弁当を買って食べてみたら、決してまずくはないけど、おいしくもない。
おいしくて何度でも食べたいコンビニ弁当というのも、まああまり聞きませんが。ね。

とはいえ、うまいものにありつこうと思ったら、のほほんと生きてちゃだめという現実。

サラリーマン社会、熾烈なり。



森澤勇の写真集『軽井沢時代 1947-1960』です。


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蒼穹舎発行。

2007年初版。

事実は小説より奇なり。

本作の企画者としてクレジットされているのは撮影者である森澤勇氏の孫、森澤ケン氏です。

彼のあとがきによると、実家の建て替え時に訪れた物置で、古びた段ボールを見つけたことが本作のそもそもの始まりだったそうです。

段ボールには「軽井沢時代」と大書きされ、あけてみると、古いネガがたくさん入っていて、それは他界して久しい祖父が撮ったものでした。

そのネガをケン氏が焼こうと思い立つのですが、なんと森澤家は勇氏とその息子、そのまた息子と三代にわたって写真を生業とした家系なのです。

孫がじいちゃんの埋もれた写真をよみがえらせる。

ベタに表現するとこうなりますが、写真を見て、あとがきを読むと、誰もがうなると思います。

人生の奥深さに。

孫、森澤ケン氏のあとがきは、まるで上質な短編小説を読むようでした。

対象をブレることなく収めるくせがついているせいか、不思議と写真家には文章のうまい人が多い。

まるっきり他人なのに、森澤勇という人間の断片に共感できるのです。

形はこぢんまりした写真集(深緑色のクロスが美しい!)ですが、写真にはうつっていないその他の時間にも思いをはせたくなる。

初めから終わりまでゆっくりページをめくり、閉じたときに何ともいえない余韻が残る。

そんな写真集です。

ノスタルジーといえばいえるんでしょうが、いい時代のいい空気を感じることができます、後ろ向き的発想じゃなくてね、いや、別にあの時代はよかったでもいいんですけど。

冬のスケート、春の小学校、夏のサイクリング、ちょっとした風景。

歴史を変える劇的な瞬間ではなく、ちょっと特別な日と当たり前の日の家族や周囲の人々の姿を眺めていると、平凡ていいなとすなおに思えます。

とはいえ、どんなありふれた人生にも劇的な瞬間が訪れるのが人生の定説。

まさか自分の写真が本になって見知らぬ人間の目にふれているなんて、おじいちゃん本人としては考えもしなかったことでしょう。

実際、表現のもつ力はすごい!

ネガがなかったら、永遠に失われた視点を、今こうして見ることができるのだから。

もちろんそれは、一人の力で実現したんではないことを理解した上で。

眠っていたネガたち。
本になってくれてありがとう。

といいたいです。


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たまには圧倒的に美しい画像をば。


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ありし日の松坂屋倉庫ビルです。

七番』岩田監督撮影。

写真の基本ができている人間が撮ったものはやはり腰がすわっているというか、構成に力強さを感じます。

まるっきり基礎を学んでいないわたしは苦しいの一言ですが。

古い建物の保存や街の景観についての意見が活発になってきた昨今、本当に美しい街並とはどういう状態をさすのかを各自が具体的につかんでおくのが大事かなと。

わたしもまだまだ芯までたどりつけませんが。

街とは、望むと望まざるとにかかわらず、本当にいろいろなものでできていると思います。



桃太郎

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先日、久しぶりにもんじゃとお好み焼きを食べに行きました。

白山下『桃太郎』です。


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ミックス天。


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大阪ねぎ焼き。

どうでもいいですが、お好み焼きをおかずにご飯を食べる大阪人はたくましいと思います。

この後は切りイカもんじゃ(ベビースター追加で)。
だったんですが。

もんじゃをつくるときは思った以上に真剣勝負だったので、画像撮りはありえませんでした。

画像はなしってことで(すいません)……。


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半分食べてしまいましたが、この自家製キムチが美味。

後から辛さが効いてくるので、辛いもの好きにはおすすめです。


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しめはいちごかき氷。

夏が近いですね。

こぢんまりした店内は家族連れでいっぱいでも、みなお行儀よしでよい雰囲気。
しかし大学生集団が入ってきたとたん、居酒屋並みにうるさくなりましたが。

おとなりは姉妹店の焼き肉店で、店頭でキムチなど売っています。

焼き肉も食べてみたい!


もんじゃ・お好み焼き 桃太郎 東京都文京区白山4-33-22

               03-3816-4296

               年中無休
   
               17時から翌日2時(!)まで



桜桃の頃

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さくらんぼを食べました。


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今年のお初です。

これからの季節、果物がもりもり出てくるので楽しみです。



看板王子

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先日、ふと思い立って出かけた神保町の交差点にて。

こんな看板を見つけました。


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まじで……? ってただものでない煽りを感じさせるキャッチは、何かと思ったら、出会い系サイト(まじめ)の宣伝でした。

その名も、マッチ・ドットコム

他にはどんな王子様バージョンがあるのだろう。

世に商売のタネはつきまじ。