2008年9月アーカイブ

ダークナイト

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映画『ダークナイト』をみてきました。

映画館に足を運んだのは実に一年ぶりです。


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ゴッサム・シティは震撼していた。
ジョーカーと名乗る謎の男の暗躍によって。

彼の要求はただひとつ。
バットマンが正体を明かすこと。
それまで毎日市民を殺すという。

連日報道される殺人を前に、人々は恐怖に駆られ、バットマンを憎むようになる。

そんな市民に懸命に耐えるよう説いたのは「光の騎士」と讃えられる、若く勇敢な検事だった。
「夜明け前がいちばん暗い」と。

しかし「光の騎士」に狙いを定めたジョーカーは、その正義さえも暗転させてしまう。

果たしてバットマンは、この残酷なゲームに終止符を打てるのか。


と書くとバットマンの影がうすいですが、ちゃんとバットマンの映画です。
と同時にアメリカの現在をみごとに表現した映画にもなっています。

語るべき物語が次々と生まれてくる国の現実は幸福なのか不幸なのか、日本の今に身を置く自分自身を起点に深く考えさせられました。

おそるべき152分!

ほぼ全編、緊張しながらみてました。
緑少ないガラスの人工都市の美しさに、ジョーカーの底なしの闇に魅入られながら。

リターンズ』もそうでしたが、バットマンと敵対するキャラクターは異常なすごみがあってこわいんだけど、子供っぽくて、そこがとんでもなく魅力的。

重いテーマを、ヒーローものでハリウッド大作できっちりエンターテイメントとしても仕上げてきた作り手たち(俳優含む)がこの世にいるのかと思うと涙が出ますいろんな意味で。

何がよかったか、話しだしたら止まらない。

もう何から何までゴージャス&ほぼパーフェクト(人物関係がちょっとばかりややこしかった)。

香港の街も出てきましたし。

映画館でみてよかった、でも欲をいえば今は亡き品川のIMAXシアターでみたかった作品であります。



ちょっと前になりますが、大江戸博物館に行ってきました。

北京故宮 書の名宝展』です。


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「故宮」といっても「書」だし、地味でおとなしい展覧会だと思っていました。

が。

それは大きな間違いだと、一歩会場に入ったとたん、わかりました。

みなさん、展示されている作品に対してどん欲というか、何が何でもこれだけは吸収して帰る! てな鼻息の荒い方が多かったというか、かぶりつきでメモやノートをとる方をよく見たので。

あれらは玄人(書道関係)の方だったんでしょうか。

行ったのがちょうど最終日だったのでいつもより人出があったのかもとも思いますが、いやしかし、美術関係の展覧会ではあまり見ない熱い反応には、びっくりしました。

しかしその気持ちもちょっとわかるかも。
と思ったのは、清代の作品を前にしたときです。

はっきりいって、唐や宋といった昔の字はあんまりぴんとこない。

でも清代に書かれた字だとおもしろいと感じるんですよ。

特に清代後期の作品はすばらしい。

「書」といっても、おけいこ「書道」ぐらいの認識しかなかったので、初めて「書」の次元の高みにふれたというのでしょうか。

書道をばかにしたんではなくて、まだあの先があったのかという、ね。

書道を究めている人にはもうわかりきったことだと思うんですが、型の何たるかもわかっていない人間としては、ただもう、表現の深さ、終わりなさにつっ立ちました。

ここまで文字一つひとつに情熱を注ぐ人たちがいたとは。

自分の書く文字を今一度、見直さねばと思いました。

すごい作品にはやはりすごい力が宿るのですね。

どんな表現形態であっても。


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 大江戸博物館 東京都墨田区横網1-4-1

        03?3626?9974

        9時半?17時半(土曜のみ19時半まで)
          
        一般1300円
 
       『書の名宝展』は終了してますが、図録は在庫あり               



先日、南青山にあるラットホールギャラリーに行ってきました。

深瀬昌久『鴉 The Solitude of Ravens』展です。


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この『鴉』、古書店じゃ6桁(!)ものお値段がついているほどのプレミア写真集なのですが、今回めでたく復刻されました。

ので、目的は1オリジナルプリント鑑賞、2写真集購入。

しかしなんというか。

オリジナルプリントを見てから、印刷された写真を目にすると、どうも別物に思えてしまう現実はいかんともしがたく。

結局、写真集は買わずにギャラリーを後にしました。
 
やーわるい客ですまんです。

しかし。
それだけオリジナルプリントで見る『鴉』には迫力がありました。

雪まみれの魚の骨(たぶん)に食らいついている猫のふりかえり、風を受けて逆立つ乱れ髪の後ろ姿の女子高生、広大な海の中の微小な点のような人、そして雪の中にいくつもつけられたカラスの足跡。

どれもにおいがたちのぼってきそうな写真でした。

撮影時、写真家の私生活はぼろぼろだったとか。

不幸でも幸福でも、表現手段があるといろいろな作品が生まれてくるんだなあ、と思います。


 ラットホールギャラリー 東京都港区南青山5?5?3 B1F
        
             03-6419-3581

             12時から20時(月曜休み)
          
            『鴉』は10月12日まで
 
             入場無料

             写真集『鴉』10、500円(限定1000部)          
          
       

デンキヤホールのとんかつさんど。

ここのとんかつさんどには、ペリカンのパンが使われています。


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ちょうどこのさんどを買って帰った日は、あまり機嫌がよろしくなかったのですが、

食べてみるとこれが、

もう、

あまりにおいしくて。


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ぶつぶつと泡立っていた気持ちがしだいになめらかに。

毎日食べてもいいと思うほどのおいしさです。

ペリカンのパンはソースともよく合うのだなあとしみじみしますよ。

このかつさんど、人気商品なので、たいがい正午には売り切れてますが、たまに在庫があります。

見つけたら迷わず買ってください!

人生においしいものは不可欠です!


  デンキヤホール 東京都台東区寿4ー7ー7
        
          03ー3847ー2727

          とんかつさんど(400円)は朝8時から販売
          
          日曜祭日お休み

このお店、お昼はとんかつ屋、夜はお好み焼き屋に変身するという変わりもの。

近いうち、どっちの味も食べにいってみます。

        
       
川上弘美『東京日記 卵一個ぶんのお祝い。』を読みました。


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2005年初版。

平凡社発行。


川上弘美氏の2001年から2004年までの日常をつづった日記です。

「作家の日記なんてみんなウソばっかりですからね」

とは瀬戸内寂聴氏のお言葉ですが、

「本書は、本当日記です。少なくとも、五分の四くらいは、ほんとうです。」

とは著者あとがきの弁。

どんな日々がつづられているかというと、大福おじさん(は電車の中で立ったまま、きれいに6個もの大福をたいらげるおじさん)に会った日から始まって、めかぶ(をとてつもなく調理したくなる気持ち)、オクラごっこ(はオクラになりきる遊び)、ワープロの修理(における温度差)、眠りの浅い明け方に見た鮮明な夢(神秘的なパンダの名前を当てる)などなど。

劇的なできごとはないけれど、ちまちまもしておらず。

お気に入りはいろいろあるのですが、ベストは花粉症ならではの目玉のかゆみを訴えた箇所でしょうか。

わたしは花粉症ではありませんが、確かにこれではいかんともしがたかろうと納得させられてしまいます。

作家の文章ってすごい。
感動します。

本のつくりも、すみずみまで凝っていて大変にかわいらしい。

読むと幸せな気持ちになれる一冊です。



かごのなかのねこ

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先日、自転車のかごの中でねている猫を見つけました。


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猫はせまいところが大好きといいますが、


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この無防備さ。


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猫も夢を見るのでしょう。



チェーザレ5巻

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惣領冬実『チェーザレ』の5巻です。

2008年7月初版。

講談社発行。


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著者が、ようやくチェーザレとそのまわりの世界を自分なりにつかんできたというか、そこここに遊び心の感じられる巻でした。

読み手に伝えたいチェーザレの物語が巻ごとに明確に表現されているのは、さすがプロの仕事。

著者はもちろん、監修者、編集者、アシスタントの方々などなど、とにかくチームワークの結果。

すばらしいです!

物語の世界に存在するもの全部を描かなくてはならないまんがは本当に仕事が多くて大変ですが、だからこそ実現される、ぜいたくなこのひととき。

あえて先を急がず、絵も文字もじっくりと追っていくこの喜び。

ああ、生きててよかったと思えるひとときです。

どうでもいいのですが、先日、とある喫茶店で注文を待つ間に、この作品が連載されているモーニング本誌をなにげなく手に取ったところ、ぶっとびました。

自分が普段読んでるまんがが何作も入っていたので。

そういえば小学館発のまんがを読まなくなって久しい。
という人は案外多いやも。

それに『クッキングパパ』(現在99巻!)と『チェーザレ』の同居を許容するなんてすごすぎます。

講談社の国力、あなどれません。

ちなみに著者の公式サイトもおもしろいです。

お互いプロとはいえ、作家と編集者の相性ってあるんだなあとしみじみ思いました。



ペリカンのドック

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先週のとある夕方、ペリカンの前を通りかかったら、パン棚に見なれないブツを発見。

なんと、ドックが並んでいたのでした。


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店員さんがいうには、その日は大量の注文が入ったのでたくさん焼いたとのこと。

中丸パン同様、幻のパンだったドック、迷うことなく買いました。

360円。

形が形ながらホットドックが今ひとつだめなわたしは、ポテトコロッケとキャベツをはさんで食べることにしました。

が、ちょっと炭水化物すぎたか……?

おいしかったけど、どっちかというとクリームコロッケの方がベターだったかも。

もちろんジャムをつけて食べてもおいしいです。

でも……中丸パンのが好みかな。


 パンのペリカン 東京都台東区寿4ー7ー4
        
         03ー3841ー4686

         8:00ー18:00
          
         日曜祭日お休み
        
         通販あります

   

Slacker Uprising

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マイケル・ムーアの新作予告(になるのかな)です。

編集のうまさが際立つ一編。

アホでマヌケな大統領選』に登場した講演反対派の富裕層住民も登場するようですし(やっぱカメラ回してたか!)、同じ講演をちがう視点からも楽しめそうな予感。

お祭り仕様ですが、作品から得るものはきっと大きいはず。

予告中にはさまれた、合衆国地図のカットを見ると、ああマイケル・ムーアらしいなと思います。




9月初日。

目がさめたらやたらのどが痛い上に、鼻水が出るわでるわ。

……ああ。

こりゃ風邪だわい。

と、思いました。

午前中は鼻かみっぱなしで、試しに計ってみたら、7分に一回かまないとだめでした(涙)。

いやー、花粉症の人たちの地獄ってほんとに地獄ですね。


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今日の朝のお茶は、トワイニングのイングリッシュブレックファストにレモン&ジンジャー。を牛乳たっぷりでいただきました。

即快復とはいきませんが、食欲は何とかもどってきました。

今日は暑い。
でも風邪ひいてるとビールを一杯って気にはなりませんねー。

健康第一。

夏の風邪はつらい。