2008年10月アーカイブ

上海みやげのお茶

| | コメント(0)
先日、上海旅行のおみやげでもらったぽーれい茶です。


porei-s01.jpg






















外箱はいかめしくてとっつきにくいんですが、


porei-s02.jpg


















ふたをあけると、実に愛らしい。

4つ欠けているのは、すいません、撮影前に飲んでしまったせいです。

ちなみに箱の裏側には、


shanhai-porei-hako01.jpg





















shanhai-porei-hako02.jpg
















なんだそうですよ。

まあ、上海でぽーれい茶を買ってくるというのも微妙な選択ではありますが。ね。


porei-s03.jpg




















どんな街なんでしょう。

上海。



お昼はとんかつ屋、夜はお好み焼き屋と二つの顔をもつデンキヤホール。

今回はお昼を食べに行きました。


denkiya-hirekatu01.jpg


















ヒレカツ定食1100円です。

お昼の定食はこの他に、チキンカツ定食とロースカツ定食(ともに900円)があります。

メインのおかず、ご飯、みそ汁、つけものに加えて、ここならではのひと鉢があって、ゴマとすりこぎがついてきます。

ゴマをすって、ソースを入れて、ゴマ入りソースでいただきます。と。

ソースは普通と激辛の2種類。

激辛はじわじわと辛さがきいてくるので、カツとキャベツ両方にたっぷりかけて食べると、いずれ地獄を見ます。

ので、わたしはカツは激辛、キャベツは普通でいただきます。

と、書いているうちにも思い出されてたまらなくなる味で、ほんと

カツもうまけりゃ、ご飯もうまい!

なんですよ。

小食の女子にはきついかも(実際、男客多し)ですが、定食、やっぱいいです!

ご近所ゆえ、見落としていた名店。

まさに灯台は下暗し。なのでした。


  デンキヤホール 東京都台東区寿4ー7ー7
        
          03ー3847ー2727

          お昼11:30ー14:00
          
          日曜祭日お休み



大島弓子/今田美奈子『綿の国星ケーキの本』。


watanokunihoshi-c01.jpg























白泉社発行。

1981年初版。現在絶版。

まんが専門の古書店でやっと見つけました。

アマゾンでの出品値段には遠く及ばないまでも、高かったです(涙)。


watanokunihoshi-c02.jpg
















ごぞんじ『綿の国星』の登場人物が誘う、めくるめくお菓子ワールド。

ホワイトフィールドという名のホワイトチョコレートケーキ(ハート形)に、星空クッキー、ラフィエルのハミングケーキなんてしゃれたものもあり。

『綿の国星』はお菓子本に場をうつしても『綿の国星』。

お菓子それぞれによせた登場人物のコメントがまたすばらしくて、

「ハミングがケーキになったら、
 こんな形になるかな。
 ここち良ければそれでいいと、
 言っているようなロールケーキ」

作品のもつ奔放さ、豊かさを損なうことなく、お菓子作りとの接点をつないだ担当編集者の仕事ぶりも光る一冊。

この時期の白泉社には、志(野心といってもいいかも)をもった、かなり優秀な人材が集ったのではと思われます。

お菓子作りの基礎知識、材料、道具といった作り方の周辺についてのフォローもていねいで、

さあ、あなたも実際に作ってみましょう。

と語りかけてくるようなページ構成。

この本を読みこなすということは、すなわちお菓子を作るという行動を起こすこと。

すべての料理&お菓子の本はそのために存在しているわけですが、


watanokunihoshi-c03.jpg

















果たして「その日」はやってくるのか自分(いたいぜ)。



ある焼き鳥屋

| | コメント(0)
先日、久々にババを引きました。

お昼に焼き鳥丼を食べた店の話です。

どういうとこかというと、

いちおう片付けてはあるんだけど、どことなく物置感が漂うどんよりした店内で、

かつ、お客もどんよりした(失礼)雰囲気で、

かつ、ご主人がまた寝起きのような佇まい。

よくいえば時間が止まったような店内と形容されるかも。

引き戸をあけた瞬間、「しまった」とは思ったのですが、それでもそこに入ったのは、こうしている間にも刻々と過ぎるお昼の時間と空腹がいかんともしがたかったからです。

しかし。

頼んだ定食を待つ間、いやでも目に入る店内のあれこれ。

カウンターにおかれたティッシュの箱とそのまわりにちらほらと散らばる黒くて細かいつぶつぶに気付いたとき、ぜったいここは掃除してねーなと確信しました。

食べ物商売でこれはかなりのNGだと思うんですが、世の中にはいろいろな人がいるもので、この店にもちゃんと常連が存在するのです、かなり一方的な自称常連客(たぶんおたく)のようでしたが。ね。

味はというと、意外にちゃんと普通の味でした。

まずい焼き鳥というのも、あまり聞きませんけど。

ただ、つけものには命の危険を感じたことを告白しておきましょう。

ええ、あれは危険なにおいでした。

夜は繁盛しているようなので、昼間のあのどんよりした空気は味以前の問題かと。

焼き鳥屋もピンキリですね。



今、図書館から借りてきて読んでいる、ジョージ・オーウェル『一杯のおいしい紅茶』。


orwell-tea01.jpg





















小野寺健編訳。

1995年初版。

朔北社発行。

単行本未収録作品を含むエッセイ集。


まだ途中までしか読んでませんが、おもしろいです。

特に、本のタイトルにもなっている「一杯のおいしい紅茶」が。

「完全な紅茶のいれかたについては、わたし自身の処方をざっと考えただけでも、すくなくとも十一項目は譲れない点がある。そのうちの二点には、大方の賛同を得られるだろうが、すくなくとも四点は激論の種になることだろう。」

ということで、最初から最後までお茶のことを書いたこの一編。

行間から著者の思い出までがたちのぼってくるような、あふれる愛情を感じました。

気取ったり、かたっくるしい「十一項目」ではなく、

「第三に、ポットはあらかじめ温めておくこと。これにはよくやるようにお湯ですすぐよりも、ポットを暖炉の棚から突き出ている台にのせて温めるのがいい。」

「第六は、ポットのほうを薬缶のそばに持っていくべきで、その逆ではだめだということ。」

等、本人の日々の暮らしの中から生まれてきたことがうかがえるものばかりなので、読んでいてとてもおもしろい。

もちろん、賛同しかねる項目もあります。

「紅茶にはーーロシア式でないかぎりーー砂糖を入れてはいけない。」

とかね。

これは難しい。

わたしもよっぽどまずい紅茶以外は砂糖なしで飲みますが、朝一番に飲むミルクティーの最初の一杯にはやはり砂糖を入れたい、それもたっぷりと。

ちなみにわたしは「牛乳が先」派です。

著者は「紅茶が先」派。
その論拠は強力であると同時に笑いがこぼれます。

これを読んだからといって、牛乳が後になることはないけれど、それぞれに譲れない点があって、それらがまた正しいのは、やはり楽しい。

「一杯のおいしい紅茶」は1946年の英国の新聞に掲載された作品。

現在と過去、62年の歳月を紅茶がつないだひととき。

人生にお茶があってよかった。

そしてこれからも。


追記 実は本書の最初のエッセイ(が「一杯のおいしい紅茶」なんだけど)の、
   最初のページに誤植あり。
   この事実に気付いたとき、編集部周辺にはどんな反応が走ったんでしょうか。
   あとがきによれば本書は関わった人々の情熱と努力の賜物とのこと。
   人生はままならず苦い。
   紅茶のように。
   なのでした。
   
   

先日、いつも飲んでいる紅茶が切れたので、アメ横まで買いにいったらば、缶のデザインが変わっていて、がっくりきたのでした。


ebf-tea01.jpg
















左が新デザイン、右が旧デザイン。

どっちがかっこいいって、そりゃもう火を見るより明らか。

金色のふたはそのまま流用しているようですが、しかしなぜに今、デザイン変更。

ついでに、中ぶたがどうなのかというと、


ebf-tea02.jpg


















中ぶた旧です。


ebf-tea03.jpg


















中ぶた新です。

実にそっけない。
蒸らし時間もちょっと変わっているのは、茶葉の関係なのかしら。
飲んだ感じ、どことなく以前にあったコクがなくなったような。

……。

これも世界的金融不安の影響でしょうか。

でもたぶん、今のがなくなったときはまた、同じものを買っちゃうんだろう。な。



聚落台のこと

| | コメント(0)
上野の名所、聚楽台が閉店してはや半年。

ふと思うのは、

結局、聚落はおいしかったのかまずかったのか。


juraku01.jpg





















そう、あのレストランを体験せずにわたしはお別れしてしまいました。

かにクリームコロッケのセットとか、気になっていたんですけども。


juraku-m01.jpg





















和洋中とそろった全方向型なメニューが大変魅力的だったのですが、実際に行った人たちいわく「味にあまり期待しない方が」。

で、この画像を撮った日も、あと一歩が踏み込めませんでした。

今はもうない場所を思うとき、後悔はつきものとはいえ、無念なり。


juraku03.jpg


















そういえば、この頃はもう、お向かいの跡地に建築中だったビルがすっかり完成してましたっけ。

形こそ軍艦ビルだけど、「どこからどう見てもヨドバシカメラなビル」には、今ひとつ画像を残そうという気が起きなかったんですが、


yodobashi01.jpg


















あるとき、「あのビルを背景にして写真を撮って」と頼まれました。

観光できたらしい女の子(たぶん台湾の人かなりの確率で秋葉好きと踏んだどうでもいいですが)から。

旅の思い出。

記念写真。

そういう見方もあったんですねえ。

さて閉店した聚楽台。

どんなものに変貌するんでしょうか。


追記 


juraku04.jpg



















2008年10月23日現在の聚楽台



ミュン 浅草店

| | コメント(0)
最近、びっくりしたことといえば、これ。


myun-asakusa01.jpg


















ミュン浅草店です。

人生何が起こるかわからないとはよくいいますが、まさか、こんな幸運がやってこようとは(涙)。

ご近所なので、これからはいつでも(お財布具合によりますが)、おいしいベトナム料理が食べられるのです!


myun-asakusa03.jpg




















というわけで、先日の夕ご飯はベトナムラーメンにしました。

意外に具だくさんでも、あっさりなめらかな味わいで、スープの最後の一口までおいしくいただけます。

本郷店よりメニューが少ないのが惜しいながら、静かに食べたい向きに浅草店はばっちぐー!

せっかくともった貴重なベトナム料理のこの灯。

定着してほしい……!


myun-asakusa02.jpg


 

















 
  ミュン浅草店 東京都台東区駒形1ー12ー10 茜日伸ハイツ1階
        
         03ー3841ー2136

         昼 11:00ー15:00
         夜 17:00ー23:00 

        

よい色合い

| | コメント(0)
色合いからして風景の一部のような。


neko-shirokuro01.jpg




















そんな猫を見かけた先日、午後。


neko-shirokuro02.jpg


















賭博破戒録カイジ

| | コメント(0)
福本伸行『賭博破戒録カイジ』全13巻。

講談社発行。


kaiji01.jpg




















ああ……
それにしても金が欲しいっ……!!

で幕を開ける本作。

借金を背負ったカイジが送り込まれた先は劣悪な強制労働施設。
脱走不可能の地下工事現場だった。

「何とか外に行き、一発当てて借金をちゃらにする」
そう考えたカイジが目をつけたのが勤労奨励オプションのひとつ、「一日外出券」だった(他には一日個室券、和洋中から選べるフルコースディナーなんていうのもあり)。

しかし「外出券」は高値なので、今すぐ買うというわけにはいかない代物。
そこでカイジが挑んだのは、地下チンチロリン。
誰もがカモられるという、すご腕の班長を相手に果たして勝負は……?

ここまでが前半。

後半は地上にもどったカイジがどうやって大金を得るのか、巻が進むごとにじわじわと本当の地獄が姿を現わしてきます。

登場人物それぞれに地獄からの脱出を望む思いがあって、これは読み手の年齢によって、共感する人物がちがうだろうなと思います。

今のわたしは「一条」より「坂崎のおっちゃん」に共感ですかね。

残酷描写がきつくないので読んでいると、つい先を急いでしまいますが、今回のカイジ自身も身を削って勝ちにいってます。

もし自分がカイジだったらと思うと、あまりにおそろしい。

ぜったいカイジのようには行動できませんよ。

いささかぶっとびすぎな箇所もないではありませんが、そこはそれ。

おなじみ『賭博黙示録』シリーズ同様、この『破壊録』も読み応えありで一気読みでした。

今回は再読になるんですが。ね。

何度読んでもどきどきするし、おもしろい!

わたしはギャンブル狂ではありませんが、人生の座右の書といっていいかもしれません。