崖の上のポニョ

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宮崎駿監督『崖の上のポニョ』。


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2008年公開作品。

もはや説明不要の話題作、宮崎駿版人魚姫です。


いやー……。

いろいろ考えさせられる作品でした。

シンプルに感想をいえば、「何だかな」になるでしょうか。

途中まではおもしろいのに、後半ときたら、びっくりするほど物語が崩壊しちゃうんで、ハッピーエンドの結末も主人公たちのようには喜べない。

これは悲しかったです。

主人公たちと自分の間に溝があるっていうのは。

傑作か駄作かでいえばまちがいなく本作は駄作です。

しかし!

語ってよければ語りたいほどポニョは魅力的だし、いい場面だって多数あるのが本作。

なんかてきとうに作ってみました的な作品では決してありません。

かつて、苦しんだ末に『千と千尋の神隠し』という傑作を生んだ宮崎氏であっても、今回はちょっと届かなかったか。

すでに決まっていた公開をあと一年遅らせたら、傑作になっていたかもしれませんね。

でもそれをせず、〆切を守ったのは、さすがプロだと思います。

ああ。

それにしても。

常に現在が試される創作は、なんとおそろしくて、きびしいものなのか。

だからこそ、ものにできたときの感動と興奮はとんでもないのですが。ね。

本作がだめだったので、宮崎氏は次回作に大変意欲的との鈴木プロデューサーの発言もありましたが、どうなんでしょうか。

でもわたしは『ポニョ』って好き。です。



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このページは、MOMOが2009年8月24日 20:34に書いたブログ記事です。

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